少し前に、これからコーチを目指す人とお話をしていて、
僕のコーチング論についていくつか質問をいただきました。
その中でこういうお話をさせていただいたんですね。
「僕にとってコーチングとは、クライアントとワルツを踊るようなものです」
コーチが主導権を握るでもなく、
クライアントのためにあるわけでもなく、
二人で手を取りながら、優雅に踊るイメージ。
このイメージの背景には、
酒井さん、ギリガン博士、ディルツ先生、
ロクサーナ先生から教わった
クライアントへの敬愛
が含まれています。
師匠のみなさんは、本当にクライアントを大切にし、
敬い、そして丁寧に優しく接します。
その姿はとても美しく、素晴らしい風景や
絵画や映画をみたときのような感動があります。
人と人がひとつの目的を共有し、
それについて探求する姿は、
本来美しいものなのだ、そう思います。
だから僕も美しいコーチングをやりたい。
クライアントを敬愛し、そして手を取り、
共にワルツを踊る。
それが僕の目指すコーチングです。